M&Aの流れ
弊社では、医療施設の承継および売却にかかるM&Aプロセスにおいて、日本M&A認定アドバイザー協会に認定された医療分野の専門家が、慎重な相談を基にM&Aの進行をサポートいたします。医療施設の承継は、通常の企業M&Aと比較して複雑な要素が多いため、プロジェクトの着手から完了までに1年以上の時間がかかることがあります。そのため、慌てずに準備を進めるためにも、2〜3年前から情報収集を開始することをおすすめしております。
01. 無料相談
取引価格の相場やスキームなどに関するアドバイスを提供させていただきます。何かご質問やご不明点がありましたら、お気軽にお知らせいただければと思います。
02. 秘密保持契約・アドバイザリー契約の締結
お客様と弊社で秘密保持契約、ファイナンシャルアドバイザリー契約を締結いたします。
03. 資料提出
弊社より必要な資料のリストをお渡しし、それらの資料をご準備いただきます。
04. ノンネームシート、医院(企業)概要書の作成
弊社で、譲渡側様のノンネームシートと概要書の作成を行いますので、作成資料の内容をご確認いただきます。
05. 譲受側様候補選定・打診
ノンネームシート、概要書を使用して、お客様のご希望に合った候補者を探します。
06.トップ面談
譲渡側様と譲受側様の間で、顔合わせおよび面談を実施いたします。
07. 基本合意の締結
大まかな条件が確定しましたら、譲渡側様と譲受側様の間で基本合意を締結いたします。
08. 買収監査(デューデリジェンス)
譲渡側様に関する情報の正確性等を確認するため、買収監査を実施いたします。
09. 最終合意の調整
買収監査を経て、最終的な条件の調整を進めていきます。
10. 最終譲渡契約の調整
M&Aに関する譲渡契約を締結します。
11. クロージング
譲渡対価の受け渡しと組織体制・業務の整理が完了した段階で、新しい体制の開始となります。
〜トラブルなく医院継承するため〜
譲渡側様へのアドバイス
- 十分な準備期間を確保しましょう。最低でも2〜3年前から着手することをお勧めします。
- ポジティブな情報だけでなく、ネガティブな情報もすべてオープンにしましょう。ネガティブな要因が後から発覚すると、交渉に不利に影響する可能性があります。
- 交渉中は、すべての関係者(譲受候補者、院内スタッフなど)に誠意をもって対応しましょう。M&Aは最終的には人と人との協力が不可欠です。
譲受側様へのアドバイス
- 譲受目的を明確にしましょう。(例:「事業拡大のため」「地域貢献のため」「独立の機会を追求するため」)
- 譲渡側様の承継したい目的を理解しましょう。(例:「後継者不足の解消のため」「経営課題の克服のため」「人手不足の解消のため」)
- 至誠の気持ちをもって真摯に対応しましょう。これまでの経営者が情熱を注いで育ててきたものを、最大限尊重し継承することを意味します。